★望みを共にする

ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。神は、その豊かなあわれみにより、イエス・キリストを死人の中からよみがえらせ、それにより、わたしたちを新たに生れさせて生ける望みをいだかせ、
（ペテロの第一の手紙 1:3）

ペテロは、国を追われ離散していた信仰の友へ励ましの手紙を書いています。

わたしたちの日本は、植民地化されたことはなく、ましてや国を失う、さらに離散するというような経験がないので、彼らの負う苦しみを理解しづらいかもしれません。

ペテロは、手紙を通して、遠く離散した信仰の友と「生ける望み」を共にする励ましを送っているのです。

この希望が、このどんな場所や環境での困難や惑わし、悩みにも勝利する力を得させます。

そして、これは私たちにも与えられ、共にすることのできる希望でもあるのです。