世と世にあるものとを愛してはいけない。もし世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の欲は、父から出たものではなく、世から出たものである。(ヨハネ第一の手紙2:15ー16)
日本の商品宣伝のひとつの手法は、この新商品を買うと、どれだけ”幸せになるか”というイメージを提示することだと聞きました。
CMは、私たちの”肉の欲、目の欲、持ち物の欲”を巧みに刺激します。
そして、いかにも「これを持つこと=幸せ」であるかのように示します。
聖書ははっきりと、それは、神ではなく、この世から出ている・・・と指摘します。
この区別は重要です。 わたしたちの心も考え方も、そして時間も労力も浪費させるからです。
何より、神が備えた大切ないのちに至る道から、引き離します。
もちろん、必要なものもあるでしょう。でもそれに心を奪われるほど、であれば注意が必要なのです。
- 祈り 神さま、わたしの心がいつでもあなたに目を向け続けることができるように、導いてください。人の持ち物とその自慢にも心を奪われることがありませんように。あなたのくださる命に心を向けることができますように。