人々は驚いて、「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか」と言った。
(マタイによる福音書8:27)
弟子たちの目に映ったのは、力づくで嵐をねじ伏せるような姿ではありません。
イエスの権威ある言葉の前に、風も湖もあたかも意思をもって”従う”かのように静まってしまったことを目の当たりにして、驚いたのです。
イエスさまは、神としての力を捨てて完全な人となられました。人として父なる神を信頼して歩み、神さまを求め、導かれて歩みました。その姿は神の御子そのものであり、また御子としての”権威”を持っておられたのです。
わたしの子どもたちは大きくなりました、力では、わたしを上回っています。でも、家族の中ではわたしを父として認め、十分ではない私の言葉にも従ってくれます。
それは力よりも権威を認めてくれているからでしょう。
たとえとして十分ではありません。しかし、わかるのは、御子イエスの権威をもっともリスペクトし、信頼してこなかったのは、まさに私たち"人"なのだなあと思わされます。
いかがでしょうか?「アーメン、イエスこそわたしの主です」という告白をもって今日一日も歩むことができれば幸いです。
- 祈り 主よ、あなたこそわたしの主、救い主です。どこでもあなたを認め、祈り、信頼する者として、ふさわしい歩みができますように、導いてください。