わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。(1ヨハネ4:16)

★「しかし」という言葉

しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
(マタイによる福音書5:44)
「しかし」という言葉で、この世の常識との対比を明らかにするイエスさまの言葉です。
もしそれが、敵意や争いを助長し、また自分たちの益のみしか考えないのでであれば、「しかし」は必要ありません。
まことの神さまがいないのであれば、この言葉はただの美しいだけの理想論です。
けれども、神さまはおられます。この方がわたしたちのためにこの地に来られ、わたしたちを裁くのでなく、救うために命をも捨ててくださり愛してくださいました。
聖書は「ここに愛がある」と語ります。
今、わたしたちが生きている時代の中で、自分と周囲、また国々のことを思いつつ、この御言葉を思いめぐらしています。今、このイエスさまの言葉に耳を傾ける必要があるとわかります。
  • 祈り わたしたちをも愛してくださっている神さま。あなたの愛の深さと真実さは、わたしたちの想像をはるかに超えています。どうかあなたの思いをわたしの中に満たしてください。今敵意や憎しみがあおられる時代の中で、あなたの思いによって生き、とりなす者としてください。