忍耐は力の強さにまさる。自制の力は町を占領するにまさる。
(箴言16:32)
苦難を耐え続け日々を送る。一年、二年、もっと長期になるかもしれない。
そんな状況の中で、品位を保ち、また誠実であり続けることは大変なことでしょう。
旧約聖書の中ヤコブの息子ヨセフは、兄弟たちにねたまれ、エジプトに奴隷として売られてしまいます。その後も数々の裏切りに会い牢獄で長く過ごしました。その年月およそ13年。その中も彼は誠実さを失いませんでした。
聖書はその歩みの所々で、主(神)が共にいてくださったことを述べています。
長いその苦渋の生活の中でも、神さまとともに歩むこと。
わたしたちの人生に神さまの御手があり、ご計画と意味がある。
そこに、主にある忍耐が生まれます。
有名な聖書のことば
「そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(ローマ5:3-5)
- 祈り 主よ、今日もあなたがわたしと共にいてくださいます。どうか苦難の歩みの中でも、主にある慰めを期待して誠実に歩む者としてください。