「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」。これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
(マタイによる福音書27:46)
イエスさまの壮絶な苦しみの叫びが伝わってきます。一方で、始めて聖書を読んだときの私は、そんな言葉をイエスさまから聞きたくなかったと思ったのも事実です。
イエスさまは、わたしたちのすべての罪を背負って身代わりとなってその裁きを受けられた。その罪ゆえのさばきは、まさに「神に捨てられる」ということです。
本当ならば、わたしが捨てられなければならなかったのに…。
罪の裁きはわたしたちが想像する以上の苦しみです。
聞きたくなかったイエスさまの叫びの言葉こそ、わたしたちの罪の贖いが全うされていることを証ししているのだと、今は心から感謝しています。
- 祈り イエスさま、あなたの十字架の言葉を読み返すごとに、あなたがわたしの身代わりに追ってくださった苦しみと完成された救いを心から感謝するばかりです。本当にありがとうございます。どうかわたしがあなたの愛にふさわしい応答をもって生きる者としてください。