柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。
(マタイによる福音書5:5)
柔和な人という言葉は、優しさをイメージさせる言葉です。
小さな人・弱い人をも覆う優しさ。そして周囲のさまざまな感情、いらだちや怒りがあってもなお、誠実な態度や言葉を失わず、またほかの他人の罪をも覆うほどの度量を思わせられます。
旧約のイザヤ書は救い主イエス・キリストを預言してこう語りました。
イザヤ42:3-4(キリストは)傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。彼は衰えず、落胆せず、ついに道を地に確立する。
柔和な人となることは約束を伴う祝福です。そしてその模範と教師は、イエス・キリストです。
わたしたちの心に触れてくださるこの方に目を向け、耳を傾けましょう。
- 祈り 現代のイラ立ちの多い雰囲気の中で、柔和な者になりたいと願います。イエスさまあなたの柔和さは、ご自分が痛みを引き受けての優しさでした。ああ主よ、どうかあなたの歩みにならう者とならせてください。