このような時にも、ヨブは神を非難することなく、罪を犯さなかった。
(ヨブ記1:22)
正しい人が経験する苦しみをヨブ記は取り上げています。
ここでヨブは、持てるすべての財産や人や家畜。そして愛する子どもたちのすべてまでも、突然の災いによって失いました。
次々にもたらされる悲しい知らせを、もし自分が聞いたならば…と思うと、わたしの心はとても耐えられそうにありません。
地方全体とか、他の人々も同様…ではなく、ヨブのみが経験した災いでした。
そこに自分に向けられた悪意を感じてもおかしくありません。
でもそれが、だれが、なぜ、何のために・・・ということについてはわかりませんでした。
ただそのすべてが主なる神のゆるしの中にあり、その御手の中にあることを覚えて、その前節21節で、主の御名をほめたたえています。
わたしたちもまた、”わからない”災いや悩みを経験することがあります。
「このような時にも」、いろいろな複雑な思いをもってでも人生から神さまを除外しないこと、神さまに心を向け続けることこそが、実は最も大切なことだと教えられるのです。
- 祈り 主なる神さま、わたしが出くわす様々な悩みや悲しみの中でも、あなたに目を向け、あなたを礼拝する歩みが守られますように、あなたからの慰めと導きをいただくことができますようにしてください。