あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。
(マタイによる福音書23:11-12)
ここには、「神さまがいる」世界観と生きざまが描かれています。
わたしたちの周囲にある価値観が、しばしば財力、武力、能力など「人の力」を競い合い、それによって優劣を決めます。
どんな手を使っても勝てばいい、屈服させればいいというような価値観がまかり通っています。
まことの神さまを認めない、無視する価値観では、人はどれだけ自分を「偉く、強く」するかに腐心します。
しかし、はっきり申し上げます。「神はおられます」。そして神さまは、すべてを見て知っておられ、そのご計画の中で御手をのべられます。
この困難な時代ですが、損得、優劣というこの時代の評価に惑わされることなく、神の御子が十字架にまで神の御心に誠実であられたように、わたしたちも誠実に生きる者とされれば感謝です。
今日、あらためて「…仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」という御言葉にアーメンということができれば感謝です。
- 祈り 主なる神さま、今、時代はあなたに背を向けて、敵意と悲しみに満ち混沌としています。を奥の人はこれからの先行きに不安を覚えています。その中で生きる私たちが、どうかあなたの前に心からへりくだり、誠実に生き、あなたを証しする者としてください。