悪魔にすきを与えてはなりません。
(エペソ人への手紙4:27)
ここでは、ひとりひとりの心のすきを突く悪魔のわざに気をつけるようにと注意を促しています。
アダムとエバの時から、悪魔の言葉と惑わしは巧妙だからです。
そこで生まれた背きは、自分のあやまちさえも正当化してしまいます。
そんな悪魔がわたしたちの心にまく悪意や惑わしのパン種は、今も時間をかけて膨らみ、わたしたちの心と歩みを徹底的に損ないます。
聖書はこのあとに、盗みよりも施しと正当な働きを、悪い言葉よりも人の徳を建て上げる言葉を、そして一切の悪意を捨てて親切をもって人に接することをうながします。
改めて、悪魔にすきを与えないようにと語る聖書の言葉は大切です。
聖霊なる神がわたしたちに気づきを与えてくださるとき、謙虚になって耳を傾け、すなおにその招きに従いましょう。
- -祈り 主なる神さま、わたしの日常生活の中でわたしたちの心と歩みを損なう悪魔のわざに対する気づきを与えてください。イエスさまの言葉、イエスさまの思いをわたしたちの心に満たし、愛をもって仕えることができる者としてください。