わたしの愛する兄弟たち、良くわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。人の怒りは神の義を実現しないからです。
(ヤコブの手紙1:19-20)
最近、人との対話の中でも、まくし立てて相手を言い負かす”論破”というものもあり、ついていけないほど矢継ぎ早に言葉で詰められる…というのを聞くことがあります。
そんな時代を生きるわたしたちの世の中で、あまり「遅く、遅く」と言われることは慣れないかもしれません。
今日聖書は、わたしたちに神さまのもとにある標準を語ります。
じっくり耳を傾ける。そしての後が肝心です。
その相手の言葉に反応して、感情をあおられたり流されるのではなく、神さまに祈りつつ応答することを大切にしましょう。
相手ではなく、神さまが、そこでよき応答と導きをくださいます。
- 祈り 愛する主よ、わたしに落ち着いた心を与え、どんな時にもあなたに祈り、あなたの助けを得て歩むことができる者としてください。