「安心して帰りなさい。イスラエルの神が、あなたの乞い願うことをかなえてくださるように」と答えた。
(サムエル記上1:17)
ハンナという女性が、主の宮で、子を求めて切に祈っているありさまが描かれていました。
「…ただ、主の御前に心からの願いを注ぎだしておりました」(:15)
エリはそんな彼女に今日の言葉を告げているのです。
その言葉が、彼女に安心を与えました。
このハンナから、イスラエルで偉大な足跡を残す預言者サムエルが生まれます。
ここにある母の祈り。またそこに関わる人々の言葉。そのすべてが神さまの配在だとわかります。
今のわたしたちも、神さまの不思議な御手によって、その人生と歩みと出会いが与えられています。
目を上げて、そういう主にある不思議な配在に気づくと、わたしたちの祈りの生活も主に用いていただいているとわかるでしょう。
- 祈り 主よ、今日一日のわたしの歩みと言葉をあなたの御手で聖別し、お用いください。わたしの祈り、また出会いにおいて、あなたのみわざの世界に気づくことができますように。