人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。
(ローマ人への手紙3:23-24)
どんな立派な人でも、この世に自分で解決できないものがあることを知っています。
もしそんなものない…と言う人がいれば、その人は自分のことさえ気づかない人でしょう。
聖書は、どんな人も自分の罪とその結果を、自分の力や知恵で解決することはできないと語ります。
これは自分と自分の大切な人のために、ぜひとも知っておかなければならないことです。
そうして初めて、イエス・キリストの福音がかけがえのないものであるとわかるのです。
「神が、イエス・キリストをによる贖いの業を通して、信じるわたしたちを無償で義としてくださる」ことに感動できるのです。
近代史に大きな足跡を残した内村鑑三は、自らのその気づきと感動を記します。
「余の生涯において極めて重大なる日なりき。基督(キリスト)の賄罪の力は今日の如く明瞭に余(自分)に啓示せられしことかつてあらざりし。」
この気づきと救いが、今も大切な人たちのためにも備えられていることを覚えましょう。
- 祈り 主よ、あなたは恵みによってわたしに罪とそこからの救いを示し与えてくださったことを感謝します。わたしの大切な人たちは、まだ知りません。気づいていません。どうか、あなたの恵みと方法をもってその人たちに気づきをお与えくださいますように、切にお願い申し上げます。