「…主を畏れ、心を尽くし、まことをもって主に仕えなさい。主がいかに偉大なことをあなたたちに示されたかを悟りなさい。悪を重ねるなら、主はあなたたちの王も滅ぼし去られるであろう。」
(サムエル記上12:24-25)
年老いた神の人サムエルが、イスラエルの民に向けて語った告別の言葉の結びです。
そこでは、彼らが他国のように自分たちの上に王を求めて神に罪を犯したことをはっきりと示しました。
彼らは自分たち、民意の要求が通ったことで自分たちは間違ったことをしていないと思っていたかもしれません。
しかしそのことで、彼らは神が主であり、王であることを無自覚に軽く見るようになっていたことがわかります。
そういう意味で今日、神について「悟りなさい」と迫る言葉は、強くわたしたちの心に、そしてわたしたちの時代にも迫るものです。
あなたにとっては、どうでしょうか?
- 祈り 主なる神さま。もしわたしの心が、あなたを無自覚に軽んじることがないように、どうかあなたの言葉で気づきと悟りをお与えください。全ての権威にはるかにまさる神さまの偉大な力を覚えることができますように。