この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、御子に関するものです。御子は、肉によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。
(ローマ人への手紙1:2-4)
パウロは、ただまっすぐに「福音」目を向け、「イエス・キリスト」について語ります。
かつて猛反対してきたその名を、今やすべての人に伝えているのです。
それこそ、真逆の人生へとつくりかえてくれた「福音」「イエス・キリスト」です。
この手紙の冒頭からただイエス・キリストのことしか語らない、この方のことを語ることしか頭にない。そんな情熱を感じます。
パウロが願うのは、その手紙を読む人たちが、この福音によって祝福されて生きることです。
神に愛され、召されて聖なる者となったローマの人たち一同へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。(:7)
今この手紙を読むわたしたちにも向けられているのです。
- 祈り 天の父なる神さま、あなたの福音がわたしの人生をつくり変え、その恵みの中に生きる者としてくださいました。心から感謝します。この時代にわたしを「主イエス・キリストからの恵みと平和」で祝福してください。