主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう」。
(創世記1:16-17)
エデンの園で、初めの人が唯一制限されたのが、善悪の知識の実を食べてはならないということでした。
ご存知のように、人はサタンにそそのかされてその実を食べてしまい、神に背を向けたことの罪に苦しむようになったのです。
それならそんな木を、なぜ置いておくの? それさえなければ何の問題もないのに…、そう思うかもしれません。
その木そのものは良いものです。ただそれに対する人の心が問われています。
たとえば道路に信号があります。なければ自由にその道を渡ることができるのに、と不自由さを思うかもしれません。けれども、それはわたしたちの安全を守るためのものです。
神さまの戒めや言葉は、いつでもわたしたちの歩みを守るものです。
わたしたちを大切に想う神さまが語られる言葉なのだと、まず知ることができれば感謝です。
- 祈り 主よ、今日もあなたの言葉に耳を傾けています。自分中心だと、わからずにその言葉に不満を感じることがあるような私です。あなたがわたしを愛するがゆえに語られる言葉をすなおに受け止める心をわたしの中に与えて下さい。