わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして羊はひとりの羊飼いに導かれ、一つの群れになる。
(ヨハネによる福音書10:16)
ご自身を「わたしは良い羊飼いである」(:11)と語られるイエスさまは、「その羊も導かなければならない」と、まだ救いの恵みの外にいる人たちへの関心を語ります。
わたしたちはこのイエスさまの思いに心を重ねて祈り、福音を伝えることに関心を向けて行きたいと願います。
「その羊もわたしの声を聞き分ける」とあることに励まされます。
イエスさまの福音に耳を傾け救われる人たちがわたしたちの周りにおられることを、わたしたちは期待することができます。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。振り返ると、わたしもかつて囲いの外にいる羊でした。けれどもあなたはわたしにも聞こえる「声」をもって、救いへと導いてくださったことを思い、心から感謝します。そこに至るまで、多くの人が祈ってくれていました。伝えてくれました。そういう人たちのゆえに、また心から感謝します。