あるいは、神の憐れみがあなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と寛容と忍耐とを軽んじるのですか。あなたは、かたくなな心で改めようとせず、神の怒りを自分のために蓄えています。この怒りは、神が正しい裁きを行われる怒りの日に現れるでしょう。
(ローマ人への手紙2:4-5)
1章の罪の数々を受けて、同様の歩みをしているユダヤ人たちに向けて「だから、すべて人を裁く者よ」と呼びかけています。
そして、神さまは真実な悔い改めを促していることを語りだすのです。
1:28には、異邦人たちの姿を「彼らは神を認めようとしなかったので」と表す一方で、ユダヤ人たちに向けては、神を知りながらも「その豊かな慈愛と寛容とを軽んじるのですか」と、かたくなな心を責めています。
わたしたちも問われます。神の怒りを自分のために蓄えていないかと。
すなおに神さまに目を向けて悔い改め、誠実に歩むことを大切にしましょう。
- 祈り 主よ、あなたはわたしと共にいてくださいます。どうかわたしの心を正し、気づきを与えて下さい。決してあなたの憐れみを軽んじることがありませんように。