それでもなお、モーセは主に言った。「ああ、主よ。わたしはもともと弁が立つ方ではありません。あなたがしもべにお言葉をかけてくださった今でもやはりそうです。全くわたしは口が重く、舌の重い者なのです。」
(出エジプト記4:10)
年齢を重ねて自分自身がよく見える、という。それがまさにモーセの返答の背景にあったのでしょう。
自分はその召しにふさわしくないと。
ただそれ以上に、神さまにはわたしたちのことががよく見えています。
そして何よりわたしたちを育て建て上げてくださり、従い行くその一歩一歩の中で新たな経験を与えて下さいます。
神さまに声をかけていただくとき、自分の足りなさを知るからこそ、神さまを完全に頼りとして歩む歩みがその晩年に良い味をきかせるものとなる…、そういう実例ですね。
できない、たりない自分を神さまに任せて、その御声に従う者でありたいですね。
- 祈り 主よ、わたしのすべてをわたし以上に知り、わたしによきご計画をお持ちであることを感謝します。自分の足りなさ以上に、あなたの恵みの大きさに心を向けます。どうかわたしを御心のままに用いてください。