悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。
(ペテロの第一の手紙3:9)
相手を「イエス・キリストの御名によって祝福する」ことは、クリスチャンのわたしたちにとって大切な使命です。
その相手とは、「あなたに悪をはかる人、侮辱する人」も含みます。
イエスさまの十字架上のとりなしの祈りは、まさに心からの愛と憐れみ、そして祝福の心が表されていました。
そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。(ルカ23:34)
敵意を向けられる中で、わたしたちが口にする祝福は、まず相手を赦すことだとわかりますね。
最初の殉教者ステパノは、人々の敵意と石をぶつけられる中でもこう祈ります。
そして、ひざまずいて、大声で叫んだ、「主よ、どうぞ、この罪を彼らに負わせないで下さい」。こう言って、彼は眠りについた。(使徒7:60 )
- 祈り 主よ、わたしが敵意や侮辱の中に置かれても、なおあなたの愛と憐れみに満たされていることができるように導いてください。恐れ、くじけやすい私の心を、あなたの愛と平安で満たしてください。