心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。
（マタイによる福音書5:8）
聖書が語る「心の清い」とは、どんな人でしょうか？
わたしは、ただ純粋に神さまに目を向けて、その恵みを期待し受け取る人…という風に理解しています。
悪いものはもちろん、良いと評価されるようなものでも、私たちのまなざしや、私たちの心を、”神さまからそらせるようなもの”であれば、注意しなければなりません。
そういえば、アダムとエバが食べてはいけないと言われていた「善悪を知る木の実」。
それは良いものでした。しかし、それが彼らの目を神さまからそらさせていったのです。
罪の始まりです。
大切なことを覚えましょう。どんな状況のものとからでも、まっすぐ神さまに向き直ることです。いつでもそうできるように、キリストによって恵みが用意されているのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。私たちの周囲には、あなたにまっすぐ目を向けることを妨げるさまざまなもの、また言い訳があります。あのアダムもエバもそういう言い訳を持っていました。ああ、どうか素直にあなたに立ち返る思いを与えてください。わたしの心を清くしてください。そうしてまっすぐにあなたを見ることができますように。
