王は誓った。「わたしの命をあらゆる苦しみから救ってくださった主は生きておられる。…」(列王記上1:29)
弱りつつあるダビデの晩年、ソロモンを次代の王にする背景にも、まだ問題がありました。
四男アドニヤが、勝手に即位式を行って、自分を王と宣言したのです。
そういうことがあって、ダビデは正式な手続きをもってソロモンを王として即位させると、その母バト・シェバに向かって最初に語った言葉です。
それが神の御心であること。その主なる神は生きておられる!と。
わたしたち自身や周囲にも、さまざまな人の思惑が働くことがります。
そんな中で、誠実に神さまの御心を求めて生きることに苦難が想像されることもあります。
思い起こしたいのは、ダビデの経験を短くあらわした今日の言葉です。
「わたしの命をあらゆる苦しみから救ってくださった主は生きておられる。…」と。
この言葉はまた、わたしたちが信頼して立つべき確信でしょう。
- 祈り 天地万物を作られた神さま、あなたの御心をもっと親しく知ることができますように、わたしに霊的気づきを与えてください。そして周囲のどんな動きの中でも、神さまの御心尋ねつつ、歩むことができるものとしてください。