「…見よ、今日、あなたに 諸国民、諸王国に対する権威をゆだねる。抜き、壊し、滅ぼし、破壊し あるいは建て、植えるために。」
(エレミヤ書1:10)
神さまが、若き預言者エレミヤに授けたのは、「わたしの言葉」(:9)だけでなく、神さま由来の「権威」でした。
それは自国に向けて”裁き”を語ることから始まりました。そこでは恐ろしい反発が予測できました。神さまは繰り返し彼に語ります。
「彼らを恐れるな。わたしがあなたと共にいて 必ず救い出す」(:8)
エレミヤとは違う時代を生きるわたしたちは、今、権威ではなく「恵み」いただいています。福音をあらわす恵み。救いを証しする恵みです。
伝道者パウロの経験がそれを表しているかもしれません。
神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。 (1コリント15:10)
- 祈り 主よ、わたしがあなたの言葉を聴くこととどまらず、その言葉に応答するものとしてください。あなたの福音を、よくく証しできますように。