事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。
(へブル人への手紙2:18)
「うん、その気持ちわかる!」という言葉を聞いて、「え?本当にわかるの??」と思う。相手のことを何も知らないでいるわたしは、しばしばひねくれた疑いを持ってしまいます。
しかし、神の御子であるイエス・キリストの十字架の出来事を聞く時、逆にわたしはどこまでこの方の苦悩をはかり知ることができれいるだろうか…そう気づかされます。
イザヤ53:3-4 彼は軽蔑され、人々に見捨てられ 多くの痛みを負い、病を知っている。彼はわたしたちに顔を隠し わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。彼が担ったのはわたしたちの病 彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに わたしたちは思っていた 神の手にかかり、打たれたから 彼は苦しんでいるのだ、と。
イザヤ53章全体に、キリストの受けた苦しみと試練の概要があります。ただそれを読んでなお、わたしはその苦しみのすべてを知ることはできません。
しかし、このイエスさまはわたしの苦しみを知っていてくださるとわかります。
そして、この方は、わたしたちを助けて下さることができると、今日の御言葉は証言しています。
今、世界中に、そして被災地において苦しんでいる方々がいます。
その苦しみを知られるイエスさまの助けを心から求めて、とりなしていきましょう。
- 祈り 主よ、わたしたちはあなたの助けが必要です。かの地にある人たちにはあなたの助けが必要です。どうか、あなたの手を伸ばし、そこに慰め、助け、祝福をもたらして下さい。