わたしは旅の間 敵から守ってもらうために、歩兵や騎兵を王に求めることを恥とした。「わたしたちの神を尋ね求める者には、恵み溢れるその御手が差し伸べられ、神を見捨てる者には必ず激しい怒りが下ります。」と王に言っていたからである。
(エズラ記8:22)
エズラは、ペルシャ王から好意を得て、エルサレムへの帰国の許可を受けていました。
そんな彼は、かねてから、まことの神を信じる者としての信仰をあらわしていました。
その帰国の旅でも、王の兵備による守りを求めることはしないという姿勢をつらぬきました。
一行は、その家族も含めると4千人以上の民の移動で、危険も予測されました。けれども彼は、それ以上に「神の守り」を心から求めたのです。
そのためにわたしたちは断食してわたしたちの神に祈り、祈りは聞き入れられた。(:23)
神との関係に生き、神の守りと導き、そしてその祝福に期待するありさまは、わたしたちの信仰にもチャレンジを与えるものではないでしょうか。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。わたしは自分の持てるものや、だれかの守りを期待して、いつの間にかそれがあるなしで歩みをの成功を図ることはなかったでしょうか。まずあなたの導きと守りを求める信仰を持つ者とならせてください。エズラのような告白をもって、あなたを頼る者となることができますように。