金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。
(へブル人への手紙13:5)

金銭への執着に対する警告と、神の宣言「わたしはあなたを離れない」という言葉が並ぶ。脈絡なく聞こえませんか?
わたしたちは、経済の問題や不安の解決を 政治や周囲に求めます。
確かに、それがないと生きていけないという不安があります。それがすべてで最優先、という価値観が、わたしたちに刷り込まれています。
そんなわたしたちに、聖書は、「神は共にいてくださる」という最優先に持つべき、絶対的安心感を語ります。そしてこう続けています。
だから、わたしたちは、はばからずに次のように言うことができます。「主はわたしの助け手。わたしは恐れない。人はわたしに何ができるだろう。」(:6)
人生でいろいろなところを通ります。金銭を失って、それがどん底と感じこともあるかもしれません。けれどもそうではない。そんなわたしたちをあきらめず、共にいてくださる方を知ることで、すべてが回復することを経験していただきたいのです。
「…あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。」(マタイ6:32-33)
- 祈り いつも私と共にいてくださる神さま。あなたともに生きることができることを感謝します。どうか今日の生活の糧を与え、そして歩みを守ってください。あなたがわたしの必要を知り、満たしてくださることを期待し信じます。