いかに幸いなことか 神に逆らう者の計らいに従って歩まず 罪ある者の道にとどまらず 傲慢な者と共に座らず 主の教えを愛し その教えを昼も夜も口ずさむ人。
(詩篇1:1-2)
詩篇の最初の章の最初に記された数節。繰り返しここに立ち帰ることは大切です。
1節に、わたしたちが流されやすく染まりやすい、周囲の罪から離れること。そのためにも、2節、神さまの御言葉、御声に耳を傾け、心に深く味わうことです。
新約聖書、パウロの勧めにもこうあります。
「キリストの言葉を、あなたがたのうちに豊かに宿らせなさい。」(コロサイ3:16)です。
わたしたちの心と信仰の歩みを支え導くものが主の教え、キリストの言葉です。
大切なことは、この言葉を「聴く時」を、この詩編のように最初に持ってくることでしょう。そのために周囲から距離を置いて、自分と神さまだけの時間をとる、そうする者は、「いかに幸いなことか」と言われています。
その幸いを、続けてこう記しています。あわせて心に留めてください。
その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び 葉もしおれることない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。(詩編1:3)
- -祈り 主よ、わたしを周囲の惑わしの言葉から守ってください。まずあなたの御言葉を聴き、こころに留める者でありたいと願います。どうかわたしを導き、守り、祝福してください。