主の成し遂げることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。地の果てまで、戦いを断ち 弓を砕き 槍を折り、盾を焼き払われる。
(詩篇46:9-10)

「万軍の主はわたしたちと共にいます」(:8)という力強い宣言につづく言葉です。
今世界は、高度に発達した武力を誇示し、それによって自分たちの利を得ようと”争い”を仕掛ける、そういう時代になっています。
人間が作る争いの歴史に、まことの神が介入されるとき、その様相は一変します。それが今日読んだ聖書で描かれるありさまであり、聖書に何度も記されています。
だから、神が御手を伸ばして、今ある争いを鎮めてくださることを祈りましょう。
今あるさまざまな戦いに、神さま信仰に立つものも、神さまの御心に適うものもありません。
そこに広がる敵意と憎しみ、そして喪失感と悲しみは、神さまの御心ではありません。
この状況下で、まことの神を求める人たちが今必要です。聖書は続けてこう語ります。
「力を捨てよ、知れ わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる」(11)。
- 祈り 万軍の主なる神さま。あなたがわたしたちと共にいてくださることを感謝します。この世の争いにみる圧倒的にも見える武力や力に、わたしたちの心の目が塞がれていないでしょうか。あなたことまことに「万軍の主」です。どうか今国々が抱えている争いを、どうかあなたの御手で鎮めてください。