エノクは三百六十五年生きた。エノクは神と共に歩み、神が取られたのでいなくなった。
(創世記5:23-24)

「エノクは、メトシェラが生まれた後、三百年神とともに歩み、…」(:22)とも記される彼の生涯は、ひとこと「神と共に歩んだ」人生でした。
「…神に喜ばれていたことが証明されていた…」(へブル11:5)とも表現される歩みですが、
最初の65年については触れられていません。ただそこから彼の人生が変えられたことは確かでしょう。
振り返ってわたしたちの歩みは、一方的な神の恵みでおおわれています。イエスさまの福音のもとにあるからです。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28:20)
改めて、わたしたちは、ふさわしい応答として、神と共に歩むことを大切にしたい。そして神に喜ばれる者でありたいという願いをもって歩みたいのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。エノクにあこがれ、でもそうなれない自分を見て落ち込むことがあります。けれども今、わたしたちはイエスさまの福音の恵みがあります。そんなわたしたちをも見捨てず愛して、共にいてくださるお約束を心から感謝いたします。どんな時にもあなたから目を離さない者とならせてください。