人生の年月は七十年程のものです。健やかな人が八十年を数えても得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。
(詩篇90:10)

わたしも、人並みに年齢を重ねて、人生の終わりを思うようになっています。
思えば、父が40代前半で天に召されてから、自分の人生もそれくらいまで…と思うような時もありましたが、憐れみによって今まで生かせていただいています。
そして、この歳になって、この詩篇の作者の心境が少しわかるように思います。
「瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります」と。
わたしたちの人生は、今日という日の積み重ねによって築かれます。
何もできない…と嘆きながら過ごすこともできます。
けれども、「神さま今日、あなたの御声を聞き、あなたが下さる気づきと、良い出会いを与えてください」…と祈ることもできます。
どちらも、わたしの人生を築くものですが、皆さんにとって、どちらがよいでしょうか?
- 祈り 主よ、あなたはわたしの人生の歩みと時を、顧みてくださるお方です。どうか、わたしがあなた見上げ、期待しつつ歩むことができるよう、わたしの思いを守り祝福してください。あなたは今日も共にいてくださり、導いてくださることを感謝します。