万軍の主をのみ、聖なる方とせよ。あなたたちが恐るべき方は主。御前におののくべき方は主。
（イザヤ書8:13）
窮地にある時や強い願いを持つ中で、神や人が自分の思う通りにならないことに強い不満や怒りを持つことがあります。
自分の思いや知恵やことば、そして都合に、「正しさ」を置いているからです。
ここでは、神を聖として頼りとすることから離れゆく人々への警告があります。
他国との同盟を頼りとして神を軽んじる…という状況が、そこにあったからです。
そういう中でイザヤは、神を信頼する者へ、あたりまえのことを叫んでいたのです。
そして、彼ははっきり告白します。「わたしは主を待ち望む｣(:17)と。
これは、またわたしたちの心が固くなる前に聞くべき言葉です。
- 祈り 万軍の主なる神さま。勝利の道を知り、最善の業をくださるあなたの前にへりくだります。わたしは状況に翻弄され、時に自分の正しいとする考えに凝り固まって、あなたの御声を聞くとができないでいることがあります。どうかわたしの心を和らげてください。あなたこそ恐るべき方。あなたこそすべてをご支配されるお方です。どうか導いてください。
