ヤコブは、家族の者や一緒にいるすべての人々に言った。「お前たちが身に着けている外国の神々を取り去り、身を清めて衣服を着替えなさい。さあ、これからベテルに上ろう。わたしはその地に、苦難の時わたしに答え、旅の間わたしと共にいてくださった神のために祭壇を造る。」
(創世記35:2-3)

ヤコプはベテルに移り住みます。そこで神の導きと親しい呼びかけに、心の目が開かれます。
偶像にかかわる持ちもの一切を処分し、神の前に生きる姿勢をまっすぐにする決意をするのです。
それからも、いろんなことがありました。最愛の妻ラケルはベニヤミンを出産し、死亡します。父イサクは180歳で生涯を閉じ、エサウとヤコブの手で葬られます。
エサウはヤコブと別れ、セイル山岳地帯に移ります。エサウの生活地盤は、農耕、通商などの条件に恵まれていました。しかし彼は、神の導きや祝福か遠のきます。
一方、ヤコブは神とともに前進するのです。
わたしたちの歩みは、ヤコブにならう者でありたいと願います。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。ヤコブのベテルの生活の始まりは、あなたの親しい語りかけからでした。そこから気づきと聖別が与えられました。どうかわたしの歩みの中で、あなたの御声を聞かせてください。あなたの御言葉によって聖別し、あなたと共に歩む思いを新たにしてください。

