天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」
(ルカによる福音書2:10-11)

天使たちは、「民全体に与えられる大きな喜び」を「あなた方の救い主がお生まれになった」ことだと、羊飼いたちに告げました。
おそらく羊飼いの彼らは、普段そういうことを意識して生きてきた人ではなかった人たちだと思います。
だから、効率や合理性を重んじる現代社会では、彼らに伝えてどんな益があるの?どんな成果や結果が期待できるの?…と、その評価をはかるかもしれません。
クリスマスの物語は、神の愛の物語なのだと覚えてください。いつでもそういう人々をも、神さまが御心にとめて選び祝福された物語が詰まっているのです。
イエスさまはこうです。「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった」(ヨハネ3:16)と。
そして今この時代に生きるわたしたちにも、この愛と祝福は及んでいることを大切にしていただきたいのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。わたしもクリスマスの本当の物語を聞くものとされていることを心から感謝します。もっとあなたの愛を受け取るものとしてください。

