義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。
(マタイによる福音書5:10)
ここで言う「義」は、何よりも神さまとの関係を大切にして、そのためにその御言葉と御心に聞き従うことを心を向けて生きる人です。それは独りよがりな態度ではなく、むしろ神と人への愛と誠実を人生の柱としています。(マタイ22:36-40)
わたしたちの多くが移り行く状況に翻弄され、自分に都合にあう言葉や思いに流されやすいのではないでしょうか。
そんな時、だれとつながり頼りにしているか、何を大切にしているかを自分に問う機会となります。
今日の御言葉は、そうやって神さまを心にして生きていく時、迫害されることがある。けれどもそれも幸いだ。神は天の御国をくださると約束を示してくださっているのです。
愛の神さまとつながること、それはその約束をいただくということでもあります。
- 祈り 天地をつくられた、わたしの主なる神さま。わたしたちはどんな時にもあなたにつながり、あなたに聞き、あなたとともに歩むことの大切さを覚えています。あなたの愛とつながりであなたの安心をいただき、その安心をもって周囲に仕えることのできる者としてください。