現在の苦しみは、将来わたしたちに現れるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。
(ローマ人への手紙8:18)
「今の時のいろいろな苦しみ(新改訳)」。それは時代、環境、周囲の状況等も相まって、さまざまな形で私たちを襲います。
あの震災や災害で被災した方々の苦しみ、今、かの地で戦地となり、家族や土地、家、財産、国をも奪われる苦しみに会う人もいます。難民となり貧しさと飢え、将来に不安を抱える方々、かつてのホロコーストの体験談を読んでみても、それらは今の私にとって、想像を絶する苦しみと悲しみです。
聖書は「将来わたしたちに現れるはずの栄光」を語り、なぐさめと希望を示します。
それは現実逃避ではなく、実際にこの歴史にひとり子イエス・キリストを通して私たちに与えられている、真実な神からの約束です。
- 祈り 神さま、あなたがわたしたちにくださっている将来の希望を心から感謝します。今、そしてこれからもさまざまな困難があるかもしれません。その中でも、あなたのくださっている約束にしっかりと目を留めて、誠実に生き抜くことができますよう、どうか助けてください。