そこで、彼らは行って墓の石に封印をし、番兵をおいた。
(マタイによる福音書27:66)
聖書には、イエスの十字架と葬りの翌日、祭司長たちとパリサイ派の人たちはピラトのもとに行き、ピラトから番兵と墓の封印の命令を引き出しています。
彼らははイエスさまが語られていた復活を恐れ、ローマの権威(封印)と武力(番兵)によって、それを妨げようとしたのです。
しかしその墓の封印は解かれ、番兵は退けられ、イエスは復活されたのです。
神に逆らっても決してうまくいかない…と、気づかずに逆らう。それが人のかたくなさです。
最初の殉教者ステパノは、目の前にいるユダヤ人たちに告げました。
使徒7:51 かたくなで、心と耳に割礼を受けていない人たち、あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖が(神に)逆らったように、あなたがたもそうしているのです。
神に背を向けた罪は、わたしたちの心をかたくなにします。
いつの間にか神の働きを阻止ししようと画策することもある。それが聖書が語る逆らう人の歴史です。でも神さまは、それらを打ち破られます。
キリストは人々の策略ばかりではなく、人のかかえる最後の敵「死」をも打ち破られて復活されたのです。世の何ものもこの方に逆らって勝ち目はありません。
- 祈り 主よ、いつの間にか私の心はかたくなになり、あなたのみことばにさからってはいないでしょうか? 気づきと癒しを与え、あなたに従う者としてください。