キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分となり、人間と同じ者になられました。
(ピリピ人への手紙2:6-7)
身分も当然の権利も主張することを捨てて、神が人となられたことが福音の物語のはじめです。
わたしたちは、人より優位に立ちたい思い、自分の思いと正しさを主張することがあります。
フッと思います。もし当然そうできるはずのイエスさまが、そういう主張をなさっていたらどうなっていただろうか…と。
しかしイエスさまは、そのどれよりも私たちを愛することこそを最も大切なこととしてくださったのです。
それを知ると、時々心をよぎる自分の思いがなんとも小さなはずかしいものに感じます。
-祈り 主イエスさま、あなたが人となられたほどの愛の大きさは、わたしの想像を超えています。わたしの中の思いをやわらげてください。あなたの思いでわたしを導いてください。