復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。
(レビ記19:18)
最近のニュースで、「報復」という言葉をよく聞きます。今、自分がされていることについて相手がもっと苦しむように行動を起こす。それを正当化する言葉です。
私たちも「復讐」や「報復」の正当化に心がなじんでいることはないでしょうか。
そんなわたしたちに、神さまは「復讐ではなく愛する」ことを示します。
もし、神さまが人の罪と反逆に”報復”されるなら、わたしたちはどうなっていたでしょう。
しかし、神さまはわたしたちを”愛し”て、御自分のひとり子を遣わして、この方にすべての苦しみを負わせられました。それが神さまの愛です。
しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。(ローマ5:8)
今、愛することには葛藤が伴います。だからこそ、私たちはこの神さまを「主」と呼ぶ信仰者とされていることは、とても意味あることなのです。
- 祈り わたしの主なる神さま。今、世界で起こる現実、またわたしたちの身近にある恨み心が、しばしばわたしたちの心を復讐を喜ぶ心となってしまいます。どうかわたしを赦し、この心を癒し、そしてあなたの愛で満たしてください。あなたの愛でとりなし祈り、また仕える者とならせてください。