…サムソンは眠りから覚め、「いつものように出て行って暴れて来る」と言ったが、主が彼を離れたことは気づいていなかった。
(士師記16:20)
デリラという女性にだまされ、自分の力の源を失ったことさえ気づかずに出て行ったサムソンは、打ち負かされてしまいます
真実な彼の力の源、それは紛れもなく「神が共にいてくださる」ことでした。
彼はそれを失っていたのです。
「主が彼を離れたことは気づいていなかった」との記述はある種の怖さを感じます。
しかし実際には、主を離れデリラに心を奪われていたことにより、サムソンが神を離れていた…という事実を見誤ってはなりません。
わたしたちはどうでしょう。
神さまから離れ、背を向けていることで、神さまが共にいてくださることの安心を手ばなしていることはないでしょうか。
- 祈り 主なる神さま。どうかわたしの心をさぐってください。あなたに背を向けるのではなく、あなたに目を向けて、あなたと共に歩む者としてください。