人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。
(マルコによる福音書8:36)
現代も、争いの中で多くの人の命が失われています。
得よう、自分のものにしようとする人の欲望のもとに、逆に日々失われていく人の命です。
今のわたしたちにも、イエスさまは、神さまがくださる永遠を示して、命を得る者となるのか、失う者となるのか、ということについて語っています。
「だれでもわたしについて来たければ、自分中心の生活をやめ、自分の十字架を負って、わたしについて来なさい。自分のいのちを守ることばかりにとらわれている者は、それを失います。わたしと福音とのためにいのちを捨てる者が、いのちを得るのです。」
(マルコ8:34-35・リビングバイブル訳)
自分自身の欲望や、周囲の雰囲気に押し流されそうなとき、深呼吸をして、ほんとうの命の祝福に招かれる今日のイエスさまの言葉を心に向けましょう。
- 祈り イエスさま。欲望に流されやすいわたしの心を治めてください。あなたの思い、あなたの言葉を、わたしの内に満たしてください。