イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業(わざ)である。」
(ヨハネによる福音書6:29)
「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」という人々の質問へのイエスさまの答えです。
それはとてもシンプル。神が遣わされた、ご自分を信じなさいというものでした。
しかし、このあと人々は、イエスさまの言われることを理解できないこと、そして自分の思いと違うことで、不満をいだきました。
つくづく、イエスさまを信じることができるのは、人の側の業ではなく神さまの業だなと思わされます。
それはわたしたちも同じです。
聖書を読む時、わからないこと、受け入れられなく感じることもあるかもしれません。
そんな時こそ、「今、聴いてわからないことがあります」と素直に祈ることです。
それが、信じるための第一歩となります。 信じるために、わたしたちは神さまの助けを必要としていることを覚えましょう。
- 祈り 恵み深い神さま。あなたの言葉と思い、あなたの愛と真実を聴き取り、そして信じ、信頼して生きる者としてください。あなたの業をもってわたしの内に、信じて生きる喜びを満たしてください。