わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれを授けてくださるのです。
(テモテ第二の手紙4:4-8a)
直前に「世を去る時が近づきました」と言い、パウロは迫害下での”殉教”を目前にしていました。
ただその彼は、それ以上のものを意識していました。
その先に、正しく裁かれる神からいただく、確かな「義の栄冠」です。
だから、「信仰を守り抜く」ことを大切にしていたのです。
文脈は違いますが、別のパウロの手紙の一節を思い出しました。
「わたしたちは、何事も真理に逆らってはできませんが、真理のためならばできます。」(2コリント13:8)
この世と時代の 価値観、状況は変化し、真理から目をそらさせるもの、それをゆがめるものが多く起こってきます。
そういう中で、なるほど信仰生活はキリストに従って生きるための”戦い”です。
わたしたち共にある同伴者イエス・キリストを信じて歩むことを大切にしましょう。
「…あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」(ヨハネ16:33)
- 祈り 主よ、あなたがいつもわたしと共にいてくださる約束を感謝します。心を定めてあなたと共に歩むわたしを導き、また守ってください。