主よ、わたしの祈りを聞いてください。この叫びがあなたに届きますように。苦難が私を襲う日に 御顔を隠すことなく、御耳を向け あなたを呼ぶとき、急いで答えてください。
(詩篇102:2-3)
苦しみと悩みに覆われて、自分ではどうすることもできない状況があります。
そこで、詩篇の作者は、自分の解決方法や知恵を神に押し付けるのではなく、まず ”神さま御自身”を求めました。
以前に観た映画「祈りのちから」の中で繰り返し語られたのは、「まず神さまに降伏すること」でした。
「…真剣に聖書を学び始めた…。そうしたらね、問題の解決のために、難しくて大変なことを自分一人の力で請け負うなんて土台無理な話だってことがわかったの。そは私ではなくて、神さまのなさること。私のすべきこと、それはただ主を探し求め、主に信頼し、主のみことばに堅く信頼することなの」。(「祈りのちから」ノベライズ本より)
そう、それがこの詩篇の作者や信仰者たちの祈りの経験なのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。今わたしが直面している状況の中で、まずあなたを求め、あなたによる解決を求めます。迷いに惑わされることなくあなたを信頼しきり、あなたのみわざを見ることができますように、わたしに信仰をお与えください。すべてを最善になさる、あなたを心からほめたたえます。