互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。
(エペソ人への手紙4:32)
わたしたちは、ひとりで生きないし、生きていけません。
それがクリスチャンなら、なおさらです。
「互い」に対して、心を用い、時間を用い、愛と赦しをもって仕え合う者として召されています。
「神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように」とある。わたしたちも、わたしたちの救いのために十字架にかけられた”キリストのゆえに”、赦し合う関係へと入れられています。
夫婦の間で、家族の間で、そして友人との間で、何よりクリスチャンの交わりの中で、そのように「赦し合う」ことは祝福を得るプロセスとなります。
たとえどんなに好き…ではじまった関係でも、赦し合うことがなければ、しばらくすると殺伐とした関係に至ります。
「キリストのゆえに」わたしたちは祝福のプロセスに招かれています。
赦し合うことで、いのちある、生きた喜びの関係を育てていくものとされるのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたがわたしたちを教会の交わりに入れてくださっていることを感謝します。お互いと共にすごすとき、時に傷つくことがあります。でもそこで、「キリストのゆえに」お互いを赦し合う者としてください。そうしていのちある喜びを経験へと導いてください。