ロトは嫁いだ娘たちの婿のところへ行き、「さあ早く、ここから逃げるのあ。主がこの町を滅ぼされるからだ」と促したが、婿たちは冗談だと思った。
(創世記19:14)
ソドムとゴモラの町に滅びが訪れるということ、それはロトの娘婿たちには冗談に思えたとあります。周囲にはその兆候など感じられなかったからでしょう。
しかし、それは冗談ではありませんでした。
神が主権を持ってなさることは、現状を大きく覆します。
使徒パウロは、来たるべき「主の日」についてこう語ります。
人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。(1テサロニケ5:3)
主が、わたしたちに行動を促されたとき、すぐに応答できるだろうか。
その時、すなおに、そして真剣に神の言葉を聞くことができるだろうか。
いや、今、わたしは神に目を向けて、神の言葉と誠実に向き合っているだろうか、そう自分自身に問う必要があると思います。
- 祈り 主よ、あなたの言葉を誠実に聴くことができる耳と心を与えてください。周囲にあるこの世の標準や見た目に、心をとらわれることなく、あなたの言葉に応答できる者としてください。