イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。大勢の金持ちがたくさん入れていた。
(マルコによる福音書12:41)
そこで目立つのは、お金持ちたちが、どれほど多くのささげものをしているか…という様子だったと思います。それがその人の評価につながるのは、今も変わりません。
けれどもイエスさまは、別のもの見ておられました。
それは、今もずっと変わりません。
イエスさまはは、その後出て来るやもめをご覧になっていたのです。
全財産たったレプタ2枚だけ。それをささげたやもめの女性に目を向けて、彼女のことを「…だれよりもたくさん入れた」と言われます。
イエスさまは、ささげる額ではなく、その心を見ておられます。
心は、見えないもののはずですが、イエスさまは見ていてくださるのです。
- 祈り 主イエスさま、あなたはわたしの心をご覧になっています。わたしの真心が、あなたの目にふさわしいものとなることができますように、わたしに気づきと諭しをお与えください。