こういうわけでわたしは、神に対しても人に対しても、責められることのない良心を絶えず保つように努めています。
(使徒行伝24:16)
ユダヤ人たちの陰謀によって訴えられ、総督の前で自分の信じる信仰とその歩みを証言するパウロの言葉です。
以前、教区の若い人たちと「神に仕え、人に仕え、社会に仕える」というテーマで学んだことがあります。
それは、「神に対しても人に対しても、責められることのない良心を絶えず保つように努める」、そんな生きざまの学びでした。
わたしたちは自由だから…、と自分勝手をするのではありません。
神さまに見られても恥ずかしくない良心を大切にすることです。
さて、パウロを陰謀を巡らせて責め立てるユダヤ人たちに、その良心を見ることはできませんでした。憎しみに覆われて、気づかなかったと言えるでしょう。
はたしてわたしたちは大丈夫でしょうか? 自分の良心の健全さを、聖書に照らし、神さまに気づきをいただく大切さを覚えましょう。
- 祈り 主よ、わたしの心を探ってください。不要な憎しみや怒りに囚われて、良心が損なわれていることはないでしょうか。どうかわたしに気づきを与えて正しく導いてください。