彼らはあなたの僕、あなたの民です。あなたが大いなる力と強い御手をもって贖われた者です。
(ネヘミヤ書1:10)
捕囚後からしばらくの時を経て、ペルシャの献酌官として王に直接仕えていたネヘミヤは荒廃したままののエルサレムの状況を聞いて心を痛め、神に祈っている祈りがこの1章に記されています。
まず、イスラエルの民の過去の罪を自分の罪として悔い改めの祈りをささげ、さらにその上で、神さまの約束の言葉を主張します。
:9 「…もしわたしに立ち帰りわたしの戒めを守り、それを行うならば、天の果てまで追いやられている者があろうとも、わたしは彼らを集め、わたしの名を住まわせるために選んだ場所に連れて来る」。
そうして、今日の最初上げた言葉、「彼らはあなたの僕、あなた民です。…」と続きます。
ネヘミヤは、神さまに信頼していました。神さまの約束の言葉を知っていました。そしてその約束の言葉は事実となると確信していました。だからこう祈ることができたのです。
わたしたちはどうでしょう? 本当に神さまを信頼しているでしょうか? そして神さまの約束の言葉を知っているでしょうか? その約束は必ず成就すると知っているでしょうか?…そうであるなら、わたしたちは確信をもって主に迫り祈ることができます。
- 祈り 主よ、あなたはわたしたちをその憐れみによって救い、わたしたちを世の光、地の塩であると言ってくださいました。どうかわたしたちを用いてください。あなたが再び来られるその日までに、わたしたちの同胞の一人でも多くの人が救われますように。