主はわたしをすべての悪い業から助け出し、天にあるご自分の国へ救い入れてくださいます。主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン。
(テモテへの第二の手紙4:18)
この手紙は獄中のパウロの最後の手紙です。
この世的な大きな権力や悪いわざ、弾圧のもとにあったパウロ。
それは四方を暗闇でおおい、絶望しか与えないぞ…という暗闇の力の宣言に覆われたような状況でした。
しかしそこからパウロは、自分がキリストにあって抱いている希望をはっきりと語るのです。
わたしたちがイエス・キリストを信じるクリスチャンであり、落ち着いてその約束に心を向けるならば、このパウロのような希望によって、どんな状況下でも慰めを受けることができます。
そして、神に目を上げて「主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン」と告白することができます。
困難な時こそ、このパウロの獄中からの告白を自分のものとしていければ感謝ですね。
- 祈り 主よ、あなたはわたしに、暗闇と不安に翻弄されない、あなたへの信仰と希望を与えてくださいました。現実的な孤独や痛み、悲しみの中でも、あなたの約束の言葉をしっかり信じぬく者としてください。