神はアブラハムに言われた。「あなたの妻サライは、名前をサライではなく、サラと呼びなさい。わたしは彼女を祝福し、彼女によってあなたに男の子を与えよう。わたしは彼女を祝福し、諸国民の母とする。諸民族の王となる者たちが彼女から出る」。
(創世記17:15-16)
アブラハムの妻サラを通して生まれる子と、それに続く子孫がどれほど多くされるか、祝福をもって語られた神さまの言葉でした。
当時、彼女は90歳を超えていました。常識では考えられないことです。
けれども神さまはそのことを実現されました。
家族にとって、母が祝福されることは大切かがわかります。
「混血児二千人の母」と呼ばれた澤田美喜さんの話は有名です。戦後の日本に産み落とされた多くの親のないこどもたちの「母となる」と決意のもと始めたエリザベス・サンダース・ホーム。多くの苦労がありながらも、そこを通して、彼女は事実、その子たちの母となりました。
そこに信仰による、神さまの祝福があったことを思います。
ひとりの女性が、母親が、祝福されることがどれほど大切かわかりますね。
- 祈り 主よ、わたしたちの母を祝福してください。その家族を祝福してください。